O157検出の冷凍メンチは肉の石川ってマジ?食中毒の原因や後遺症も気になる!

神奈川県平塚市の食肉販売会社の冷凍食品から病原性大腸菌、O157が検出されたというニュースが・・・
最近では飲料水から発がん性物質が見つかったりと、食品関係のニュースが立て続けに起こってしまっています。

菌やウイルスって見えないので気づく余地がありません・・・
やはり製造業者がしっかりと管理して頂かないと怖いですよね。

今回はO157検出の冷凍メンチのメーカーはどこ?食中毒の原因や後遺症も気になる!ということで調べていきたいと思います。

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O157検出の冷凍メンチのメーカーはどこ?

O157検出の冷凍メンチのメーカーは平塚市の食肉販売会社「肉の石川」です。
その中でも冷凍食品の「和牛・相模豚 メンチ 肉の石川」という商品からO157が検出されたようです。

この製品は、肉の石川が静岡県にある会社に委託して製造したもののようです。
賞味期限が来年2月26日のものは大手スーパー、イトーヨーカドーの神奈川県と千葉県にある26の店舗に2010個が納入され販売されたということですでにかなりの数が流通してしまっていますね。

イトーヨーカドーでは賞味期限に関わらず、すべての商品を自主回収しているということで、もし購入した人がいれば食べない方が良さそうです。
それにしてもイトーヨーカドーが自主回収となっていますが、製造業者は回収など何も動いていないということないのでしょうか?

もしそうならば、ますます不信感は高くなってしまいますよね・・・

現在の被害状況

現在わかっている被害状況は、先月、この製品を食べた1歳から79歳の男女17人が腹痛や下痢などの症状を訴え、そのうちの5歳の男の子と8歳の女の子の2人が重症で入院しているとのことです。
約20人近くの方が被害にあっているようですね。

その中でもやはりまだ小さい子供は大事に至るケースも多く更なる注意が必要です。
知らずに食べてしまったという方は、早めに病院にいって検査を受けた方がいいかもしれません。

食中毒の原因は?

現在、県は集団食中毒として原因を調べていて、詳し事はわかっていないようです。
まあやはり一番多いケースとしては、製造過程で何かミスが起こっていた可能性が考えられますよね。

食中毒の症状や後遺症も気になる!

O157の症状、原因

大腸菌のほとんどは無害ですが、なかには下痢を起こすものがあり「病原性大腸菌」と呼ばれています。病原性大腸菌には4種あり、うち腸管出血性大腸菌(ベロ毒素産生性大腸菌)はベロ毒素というものを出して、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症(けいれんや意識障害)を起こします。O157は、この腸管出血性大腸菌の代表的な細菌です。

O157は家畜などの糞便中にときどき見られ、糞便や糞便で汚染された水、食物を介して、人の口に入りO157感染症を起こします。

O157の感染力は非常に強く、100個程度のO157が身体の中に入っただけでも、病気を起こしてしまいます(多くの食中毒では、100万個以上の菌が身体の中に入らないと食中毒は起こりません)。
死亡者を出すような毒性の強い大腸菌は、正確には「O157:H7」と分類されています。大腸菌は菌体の周囲に鞭毛(べんもう)があり、菌体と鞭毛の抗原の種類によって分類されています。菌体抗原を“O”で表し、鞭毛抗原をHで表します。「O157:H7」は、157番目のO抗原と、H7というH抗原を持っているという意味です。

157感染症の症状

下痢、腹痛
感染者の約半数は、4~8日の潜伏期間ののちに、激しい腹痛を伴った水様便(水っぽい下痢)が頻回に起こり、まもなく血便(血液の混じった下痢)が出ます。
成人では感染しても、無症状だったり、軽い下痢で終わることが少なくありません。しかし、その場合でも便には菌が混じって排泄されていますので、家族に感染を広げないよう十分な注意が必要です。

発熱
発熱があっても一過性で、高熱になることはあまりありません。
溶血性尿毒症症候群(HUS)

症状
蒼白(顔などの血色が悪くなること)、倦怠(全身のだるさ)、乏尿(尿の量が少ない)、浮腫(むくみ)が主な症状です。中枢神経症状〔傾眠(眠くなりやすい)、幻覚、けいれん〕なども起こります。
HUSは下痢、腹痛などが起こってから、数日~2週間後に起こります。
HUSの3つの徴候
検査で以下の3つが確認されると、HUSの可能性が高いと考えられます。

赤血球が壊れ貧血になります。
血液を固める働きをする血小板数が少なくなり、出血しやすくなります。
腎臓の働きが低下します。

脳症
頭痛、傾眠、不穏、多弁(口数が多くなること)、幻覚などが予兆として起こり、数時間~12時間後にけいれん、昏睡が始まります。

引用:https://www.med.or.jp/chishiki/o157/002.html

食中毒の中でもO157はかなり強力で危険な物のようです。
感染力も非常に高いということで、疑わしい症状が出た場合はすぐに病院に行き、隔離することが大切ですね。

原因はO157は家畜(牛、羊、豚など)の大腸をすみかとしていて、汚染は家畜糞便から水や食物を介して感染したり、感染した人から人へ感染します。
気温が高くなる初夏から初秋にかけて発生しやすいということで、今回の肉はその時期に出荷されたものなのかもしれないですね。

まとめ

どうだったでしょうか?

今回感染が確認されたO157はかなり危険な食中毒のようですね。
もし自宅に商品がある方は賞味期限や製造日に関わらず食べることはやめましょう。

現在原因などは調べている最中ということで新たな情報が入りましたら追記していきます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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