相次ぐ角界の騒動!横綱の品格って何?

横綱日馬富士が貴乃花部屋のモンゴル出身力士、貴ノ岩に酒の席で暴行を加え、書類送検された問題が連日連夜ワイドショーで報道されています。そして事件の矛先が白鵬バッシングに変わって来ています。今回は、横綱の品格とは何か?そしてその対策について考えてみました。

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白鵬の相撲に品格なし!

今場所、見事40回目の優勝を飾った白鵬ですが、嘉風との取組みで負けた際に、白鵬自らが1分以上も土俵の下で物言いをするという前代未聞の事態が起こりました。何でも白鵬は、立ち会いが不成立だと判断し、審判がビデオチェックしてくれるのを待っていたそうですが、立ち会いで嘉風に張り手を見舞った後に嘉風にまわしを取られて寄り切られる途中に待ったをするという行為が、「奇襲をかけておいて自分が不利になったら命乞いをするリック・フレアーのプロレス」のようで、天下の横綱とは思えない行動でした。
それだけではなく、今場所も立ち会いで「三沢のエルボー」を思い出すカチ上げを多用して、品格とは程遠い取組みばかりが目立ちました。

それでもルール上はOK!

しかし、肘打ちに似たカチ上げや、張り手は相撲のルール上反則でも何でも無い訳です。それではいったい相撲協会が横綱の地位に立つ力士に常日頃注意している「品格」とは何なのか?日本相撲協会による品格の条件を調べてみたところ「相撲に精進する気迫」「地位に対する責任感」「社会に対する責任感」「常識ある生活態度」「その他横綱として求められる事項」といった基準があるそうです。しかし、この基準は、非常に漠然とした感じがします。これでは、土俵外での態度について注意出来ても、取組みに関してはルール上反則で無ければ、あまり注意出来ないんじゃ無いでしょうか?

品格のない相撲を解決する提案!

この漠然とした横綱の品格条件を見た時に個人的に思いついた事があります。それは「品格の条件が漠然としているのを逆に利用して、相撲の反則にも漠然とした品格を入れてみる」という事です。例えば、取組みで張り手を多用して相手が怪我をしたら品格にかけるので反則負け、相手が土俵に出ているにも関わらずダメ押しをしたら品格にかけるので反則負け、カチ上げで相手がダメージを受けて倒れたら品格にかけるので反則負けなど、多少の汚い相撲は仕方ないが、流石にこれはやり過ぎだと審判団が判断すれば「品格を汚していると判断し反則負け」という漠然としたルールを入れることで、今までの白鵬のダーティな相撲に対しての抑止力になるのでは無いかと思うのです。これは横綱だけでなく全力士に対して適応して欲しいです。

まとめ

「肘打ちをしても張り手をしても良いが、やり過ぎたら反則にするよ」という品格ルールにより、相撲ファンが求めている「正々堂々でも強い」白鵬が再び観れるんじゃないかと思います。本来そういう素晴らしい相撲が出来る大横綱なのですから。

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