夏の日焼け対策に、ビタミンDがいい理由とは

夏本番です。紫外線は5月から強くなっていますが、気温が高く肌を露出することが多くなるこれからが日焼けのピークです。老若男女を問わずシミ・シワ・たるみが気になる季節の到来です。日焼け対策、なにかしていますか?

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紫外線はなぜ身体に悪い?

日焼けによる肌のトラブルは光老化といわれ、肌を老化させる主原因です。これからの季節、スキンケアは大切でしょう。

しかし一方で、紫外線はカルシウムの吸収を助け骨を強くする働きがあります。また紫外線を完全に排除してしまうと、高血圧、心血管系疾患、ガン、うつ、などのビタミンD不足による病気につながるという報告もあります。

ビタミンDの効用

さて、アメリカの皮膚科学会誌に、日焼けに関する興味深い研究論文が掲載されました。

ビタミンDを大量摂取すると、日焼けの症状(炎症、水ぶくれ、赤みなど)が大幅に減少するという実験結果です。しかも効果はビタミンDの摂取量に正比例していました。

ビタミンDの推奨摂取量は1日に約10マイクログラム(国によって違いあり)です。
この実験では、1,250マイクログラム(125倍)摂取すると症状が大幅に緩和され、さらに2,500マイクログラム(250倍)、5,000マイクログラム(500倍)と増やすほどに症状が軽くなっていきました。

食べ物から摂取するビタミンDは、体内で作るビタミンDの補助と考えられてきました。それがこの実験によって、食べ物から多くを摂っても効果があると、世界でも初めて確認されたのです。

副作用も忘れないで

もちろんビタミンDも摂りすぎれば副作用がでます。

この実験では、500倍ものビタミンDを摂取した被験者にも、特に副作用は見られませんでした。個人差もありますが、単発摂取であったことがよかったのでしょう。

日常的に過剰摂取を続けると、高カルシウム血症となり腎臓機能に障害を起こす恐れもあります。くれぐれもご注意ください。

ただ、通常の食べ物からこれだけのビタミンDを摂るのは、ほぼ不可能です。
ビタミンD含有率の最も高いとされるあんこうの肝でさえも、毎日10kgほど食べないとこのレベルにはなりません。そんなの人間業じゃありませんね。あんころ餅ならいける? それも人間業ではありませんが。

ビタミンD含有率リスト

ビタミンDの多く含まれる食品の代表を書いておきます。食品100gあたりのビタミンDの含有量です。単位はマイクログラム。

あんこうの肝 110
キクラゲ    85
しらす干し   61
すじこ     47
いくら     44
かわはぎ    43
サケ      33
うなぎ     19
ヒラメ     18

キクラゲを除くと魚ばかりが上位に並びました。果物にはほぼ含まれません。魚嫌いな人も夏場だけは、我慢してでも食べるようにしたいものですね。

紫外線は避けるだけが能じゃない

UVカット化粧品の使用が増えたら、皮膚ガン患者が増加したというデータがあります。

人は紫外線を浴びることで、体内でビタミンDなどの皮膚を守る材料が生産されます。それが皮膚疾患から人を守ってくれるのです。
紫外線は避けるべきだという風潮こそが、かえって皮膚疾患を増やしてしまったのです。

人間が地球に誕生してからずっと付き合ってきた紫外線です。敵のように避けるのではなく、上手に付き合うことを考えたほうが得策ですね。

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