ヘルパンギーナ?お子さんをお持ちの方なら、ご存知の方もいると思いますが、ほとんどの方は馴染みがないのではないでしょうか?複数のウィルスによって引き押される感染症で、乳幼児や胎児にも感染する恐れがある感染症です。
特にこの時期(6月~8月の間に流行する感染症)に起きやすいとされる病気で、急性の咽頭炎と考えると良いでしょう。胎児の場合は、死に至る可能性もあるので、妊娠中の方は知っておいて損はありません。
今回は「夏はヘルパンギーナの季節!胎児なら死亡するリスクも!?」というテーマで詳しく見ていきたいと思います。最悪の事態にならないために、ヘルパンギーナについて知り、正しい対策を練っていくことが大事です。それでは以下で詳しく見ていきましょう。
ヘルパンギーナとは?
ウィルス感染により発症する感染症で、高熱とのどの痛みをうったえ、食事や飲み物を飲むだけでひと苦労します。主な病原体はコクサッキーウィルスとエコーウィルスが引き起こす病気とされています。これらの病原体は夏風邪の原因として知られているエンテロウィルスのカテゴリーに属します。
患者のほとんどが幼児なのですが、感染症のために、看病する親へと感染する恐れもあり、妊婦の場合は、最悪の自体も予測されるのでこの点は注意しておいてください。
数日で自然治癒する事が多いこの病気ですが、ひどい場合は、髄膜炎に発展する事もあり、妊娠中の女性がヘルパンギーナに感染すると、胎児感染し、お腹の中の赤ちゃんが死亡する事もあります。妊娠中の女性は特に注意しましょう。特に夏に出産予定の女性は気を付けてください。
ヘルパンギーナの主な症状とは?
・突発性の高熱(38度から40度前後の高熱が突然あらわれる)
・口内炎に類似した症状を発症する
・喉またはのどちんこに炎症
・喉の激痛により食欲不振(食事がのみ込めないケースも)
・首に痛みが走る
・頭痛
・吐き気
・嘔吐
・倦怠感、全身のだるさ
大人も感染するので要注意
抵抗力が弱まっている媒体であれば、老若男女問わず侵入し感染さすのがウィルスです。プール熱などと同じく、飛沫感染で観戦する事もあり、くしゃみや唾液、咳などから感染する事もあるので、ヘルパンギーナに感染した子供を看病するときも注意が必要になってきます。対策としては、あまり近づかないようにして、マスクをするなりしてウィルスを吸い込まないような注意が必要です。
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