福山雅治さんのライブでスタッフが眼球破裂の大けがを負ってしまったことが話題となっていますね。
キャノン砲と呼ばれる、グッズを弾にし発射するライブ演出の際に誤って目に当ててしまったことが原因のようです。
眼球破裂と言うと、ものすごく痛そうなイメージもありますし、失明など、生活に支障が出そうな気がしますよね。
実際には眼球破裂という怪我(病気)は治るのでしょうか。
治療法や失明のリスク、さらには後遺症にはどのようなものがあるか調べてみました。
眼球破裂ってどんな病気?
イメージとしては何となく想像はつきますが、眼球破裂とはいったいどんな病気なのでしょうか。その原因や症状について説明していきます。
眼球破裂とは、眼球に強い衝撃を受けることが原因で発症し、文字通り、眼球が破裂する病気です。
あまりに痛々しい感じでしたので画像で紹介することはできませんが、イメージとしてはプチトマトを潰すときのような感じでしょうか。
症状としては、当然ながら激しい痛みがあり、他には眼球が破裂することによって普段は露出していない眼の器官が露出するため感染症や視力低下のリスクもあるようですね。
また、眼球破裂した眼でない方の眼にも影響が出る可能性もあるので注意が必要です。
感染症もとても怖いですが、視力低下、失明というもの怖いですよね。
過去、プロ野球の試合を観戦しに行ったお客さんにファールボールが当たって眼球破裂してしまい、視力低下によるこれからの人生に対する制限と言う理由で多額の慰謝料が発生したケースもありますし。
眼球破裂の治療法は?
眼球破裂の治療法としましては、患者さんの症状に合わせたプランがいくつかあるそうです。
かなり軽度な場合は、医療用のコンタクトレンズのようなもので眼球にカバーをし、経過を観察するというものがあります。
重度の場合は、縫合手術(眼球の避けた部分を縫い合わせる)を行います。
まぶたなどの皮膚を裂傷した場合は縫い合わせるイメージがありますが、眼球というデリケートな部分も縫い合わせることができるんですね。
個人的な感想になりますが、このことについてはとても驚きました。
しかも、この眼球縫合手術は50年ほど前からすでにあったそうです。
本当に医療の進歩には毎回驚かされますね。
そのうち、がんなどの病気も薬ひとつで治せるようになるのでしょうか。
…話は戻りますが、眼球破裂の治療法として眼球縫合手術をするようですが、目を縫い合わせるわけですから、術後の視力や失明のリスクなどが気になりますよね。
次はこのことについて紹介していきます。
術後の視力や失明のリスクは?
術後の視力については、失明するケースは少ないものの、やはり多少なりとも落ちてしまうようです。
ほかにも、通常の状態よりも光がまぶしく、照明や太陽を見つめたりなど光源を見るとまぶしくて見づらい、といったこともあります。
それでも失明しないのは凄いですよね。
これらの術後のリスクを抑えるためには速やかな対応が非常に大事で、1分1秒でも早く病院で見てもらうことが症状を軽くすることに役立ちます。
眼球に怪我を負ったからといってパニックにならず、落ち着いて救急車を呼ぶことが大切ですね。
あまり発病から対応に時間がかかってしまうと、患部に菌が入ってしまい、感染症のリスクが高まります。
そうなれば視力の大幅な低下や、失明といったことも起こる可能性が上がってしまうので注意が必要です。
速やかな対応が必要なのはどの病気でも一緒ですね。
眼球破裂の後遺症は?
眼球破裂の後遺症についてはいくつか挙げられます。
光をまぶしく感じる
まずは先ほども少し触れましたが、光をまぶしく感じることがあります。
対処法として、サングラスなどの遮光性の高いメガネをつけることで和らげることができるようです。
また、時間の経過によりだんだんにこの症状は良くなっていくというデータもありました。
視力の低下
眼球破裂に関連した症状か、後遺症か怪しい所ではありますが、視力の低下も挙げられます。
ただ、眼球破裂の程度や速やかな処置によっては視力の低下をかなり抑えることができるようですね。
鈍痛・ゴロゴロした感じ
コチラも人によってまちまちのようですが、鈍い痛みを感じたり、目をぐるぐる回してみると異物感といいますか、違和感のようなものがあるようです。
時間の経過によって良くなっていくとのことですので、一生付き合っていく後遺症という感じではないようですね。
まとめ
今回は眼球破裂という病気の症状や治療法、後遺症について紹介しました。
眼球破裂は治る病気ですので、もし患ってしまったときは速やかに救急車を呼ぶなどの対応をすることが、失明や視力低下のリスクを抑えるカギになります。
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