リオオリンピックでも注目選手であるユリア・エフィモア選手100メートル平泳ぎ決勝に出場した際には他国の観客からブーイングを浴び会場は異様な雰囲気となりました。
そのブーイングの理由やドーピングの過去、彼女のプロフィールを紹介していきます。
ドーピングの過去

ユリア・エフィモは2014年にドーピング違反で処分を受けているようです。
その後ユリア・エフィモアは昨年に復帰したのですが、今年また新たに禁止薬物になっているメルドニウムが検出され2度目の処分をくらっているようですね。
ユリア・エフィモは薬物の使用は昨年までと主張し、検出されたのも微量ということから5月に処分が解除されたようです。
世界選手権でも金メダルを取っているユリア・エフィモ注目選手にも関わらず2度にわたって薬物を使用していたのです。
1番になりたいと思う気持ちは選手なら誰でもあると思います。薬物を使わずとも実力がある選手なのに余程勝ちにこだわっている選手なのかなと思います。
ブーイングの理由とは?本来ならオリンピックは出場できなかった?
過去のドーピングの問題もあり、国際オリンピック委員会が示したリオデジャネイロオリンピックに出場できる条件を満たしておらず、国際水泳連盟は出場を認めないとしていたようです。
しかしユリア・エフィモはスポーツ仲裁裁判所に不服を申し立て、訴えの一部が認められたことで直前にオリンピックが出場が認められました。
本来ならばユリア・エフィモはオリンピックに出場することはなかった選手なのです。
そして問題のブーイングが女子100メートル平泳ぎ決勝で起こりました。
これはやはりドーピング問題の影響が原因なのでしょう。
もちろんオリンピックに出ているということは今はドーピングしている可能性はほとんどないと思うのですが、やはり他国から見れば彼女の選手としての見方は変わってしまうと思います。
また出場していること自体に不満を持っている人も多いと思いますからね。
しかしそんな中でもこの試合で2位と銀メダルを獲得したユリア・エフィモアの精神的な強さと選手としての実力派確かなものなのではないでしょうか。
使用していたメルドニウムとはどんな効果があるの?
メルドニウムの効果
- 持久力・持続力アップ
- 疲労回復力のアップ
- 抗ストレス性のアップ
この3つの効果があるよです。スポーツ選手にとっては大きな効果をもたらすと思います。
また副作用も他のドーピング剤に比べると少なくメリットが多いようです。
ソ連時代のアフガン侵攻の時には、兵士の耐ストレス目的で使用されていたとのことでメルドニウムのドーピング効果はロシアでは有名なようです。
ユリア・エフィモア wiki風プロフィール
引用:http://www.afpbb.com/articles/-/3056425
- 名前 ユリア・エフィモア
- 生年月日 1992年4月3日
- 年齢 24歳
- 身長 178cm
- 体重 64kg
- 性別 女性
- 出身 ロシア
- 出場種目 女子100m平泳ぎ / 女子200m平泳ぎ
アメリカを拠点にする彼女、ロンドンでは銅、世界選手権では100mで金。
ベストタイムも2分19秒41と実力派確かな選手です。
まとめ
ドーピングは選手として最悪の行為だと思います。
しかし選手としての実力も確かなものだと思います。
今回をオリンピックではブーイングがあったり本人もかなりつらい想いで戦っているのではないでしょうか?
これからはしっかり自分の実力で結果を残していってほしいですね。
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