今年も甲子園の季節がやってきましたね。
毎日熱戦を繰り広げていますが、今年はとても粒ぞろいで、どの選手も活躍が見込めるため、どの高校が優勝するのか全く予測がつきません。
そんな甲子園のスター軍団の中でも、ひときわ輝くのが花咲徳栄・高橋昴也選手。
彼は甲子園に出場している左投げピッチャーの中で最も速いボールを投げる選手で、最速は152km/hをたたき出しました。
この速さは、現西武ライオンズのエース・岸孝之選手と同じ球速です。それだけでも大活躍する香りがプンプンしますよね。
そんな花咲徳栄・高橋昴也選手ですが、高校名や名前って、ちょっと珍しくてなんて読むか迷ってしまいます。
私は最初見た時、「とくえい」だと思ってました。
今回の記事では、いまさら人には聞きづらい読み方や、球速の秘訣を紹介するので、さらっと覚えて甲子園トークに花を咲かせましょう。
花咲徳栄・高橋昴也の読み方は?
引用:http://kousien1192.blog.so-net.ne.jp/2016-07-28
花咲徳栄の読み方は?
花咲徳栄は「はなさきとくはる」と読むようです。
由来は、花咲徳栄高校が埼玉県加須市花崎に位置する事から、それにちなんで「花咲」に、佐藤栄学園である事から系列の埼玉栄、栄東と同じく「栄」を一字とり「徳栄」に、「栄」の文字を「はる」と読ませ、「はなさきとくはる」としたという通説があるようですが、
本来は、生徒一人ひとりの「徳」を積み、それぞれの「花」を咲かせるという意味があるそうです。
ちょっと読みづらい高校名にも、とても良い意味が込められているんですね。
昨年、西武ライオンズに入団した大瀧愛斗選手をはじめ、スポーツで有名な高校のようです。
高橋昴也の読み方は?
高橋昴也は「たかはし こうや」と読むようです。なかなか「昴」という漢字を見かけることがありませんから、ちょっと悩んでしまいますね。
昴(すばる)とは、おうし座の星の名前でもあり、甲子園できらめく姿はまさに「昴」のようですね。
そんな高橋昴也選手の持ち味や、ちょっと通なエピソードを紹介しますね。
大会最速左腕に成長したきっかけはカントクからの“ランニング”指令?
引用:http://yokokokon.com/newevl/?p=4650
高橋昴也は、早い学年から150km/hを投げるような選手ではありませんでした。
今年のセンバツにも花咲徳栄は出場しており、その頃の球速は145km/hでしたが、今大会では150km/hの大台を突破し、会場を沸かせています。
今年1月時点では、最速145km/hだった彼が7km/hも球速を上げた要因には、監督からの鬼指令がありました。
「お前だけ、家から走ってこい。」
不調からセンバツで実力を出し切れなかったために、監督がこれでは勝てない、と考え指示したそうです。
野球部は荷物も多く、普通に通うのでも大変ですが、高橋選手は家からの道のりおよそ10kmを雨の日以外は毎日走って通っていたとか。
時間にして、片道1時間半、往復で3時間です。普段の練習に加えてこれだけトレーニングを重ねたのなら、下半身も安定感を増し、球速が上がるのもうなずけますね。
高橋選手の持ち味は制球?上原浩治を抜いたコントロール

さて、高橋昴也選手の持ち味として剛速球を上げましたが、彼の魅力はそれだけではありません。
高橋選手は、左腕から投げられる最速152km/hのストレートと、スライダー・フォーク・カーブ・スクリュー・ツーシームと多彩な変化球を操り、中でもスライダーとフォークは抜群の切れ味を誇り、埼玉県大会では、54個の三振を奪ってきました。
埼玉県大会の成績は、5試合37イニングを投げて、
- 被安打12 ※ヒットを打たれた数
- 与四死球2 ※フォアボールを与えた数
- 奪三振54 ※三振を奪った数
- 奪三振率13.13 ※9イニング投げたときの推定奪三振数
- K/BB27 ※奪三振数を与四死球数で割った値。高いほどコントロールが良い証明
- 防御率0.00 ※9イニング投げた場合の失点数
- WHIP0.37 ※1イニングあたり何人ランナーを出すか
という成績でした。圧巻ですね。(笑)
なんと高橋選手は埼玉県大会で、1点も取られていません。ランナーも1試合平均3人しか出しておらず、まさに「無敵」といえるようなピッチングだったのではないでしょうか。
ちなみに、プロと比べるのはどうかとは思いますが、メジャーリーグで最もK/BB、つまりコントロールの良いとされる上原浩治選手でもK/BBの指数は8.74と、いかに高橋昴也選手のコントロールが良いかが分かりますね。
まとめ
いかがでしたか?
花咲徳栄(はなさきとくはる)、高橋昴也(たかはしこうや)選手の読み方や持ち味などを紹介しました。毎日走って通学しているのには驚きでしたね。
ちなみに花咲徳栄高校は、大曲工業高校との初戦を6-1で勝利しました。
今年の甲子園をより輝かせる花咲徳栄とそのピッチャー・高橋昴也選手に注目です。
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