愛媛県の甲子園予選では、松山聖陵がノーシードから優勝をし、ダークホースとしてその名をとどろかせました。
その優勝の原動力には、長身ハーフ左腕、アドゥワ誠選手が挙げられます。
今回は、アドゥワ誠選手の詳しいプロフィールや投球スタイルについて紹介しますね。
アドゥワ誠の詳しいプロフィールを紹介!父は○○出身のフィジカルエリート?
引用:http://www.hb-nippon.com/nara/player/8936/gallery/photo/6
アドゥワ誠(アドゥワまこと)選手は196cm86kgの大型右腕で、小学校の頃は「熊本中央リトル」に所属していて、全国制覇の経験もあるとか。
お兄さんには、九州国際大付属高校でピッチャーを務めていたアドゥワ大さんがいます。
Twitterに兄弟のピッチング比較動画がありましたので、参考までに。
松山聖陵のアドゥワ誠!
兄も2年前、九州国際大付属でピッチャーをしていた!2人のピッチングを見てください。まさに兄弟という感じです。#アドゥワ兄弟#知らなかった人RT#知ってる人もRT pic.twitter.com/Vm4R428XV9— 沖縄高校野球ライター (@okinaw_baseball) 2016年8月5日
フォームがそっくりですね。兄弟どちらとも高身長から投げ下ろすフォームが印象的です。
兄弟そろって野球選手ですので、父親や母親も野球経験者なのかな、と思っていたら、そうではないようです。
父親はナイジェリア人のアントニーさん、母親はなんと女子バレーの名門・ダイエー・オレンジアタッカーズでセンターを務めていた酒本純子さんという、とんでもないフィジカルエリートの家系みたいですね。
これなら、2mに届くかという身長も納得がいきますよね。
アドゥワ誠選手の球速や球種とロマンあふれる投球スタイルに大注目!
アドゥワ誠選手は最速145km/hのストレートと、球種はカーブ・スライダー・チェンジアップの3球種を持っています。上から投げ下ろすフォームなので、直球も普通の軌道とは違い、もはや変化球といっても間違いないのではないでしょうか。
愛媛大会での成績は、6試合41.2イニングを投げ、
- 被安打35
- 奪三振23
- 四死球10
- 失点9
- 防御率1.94
という成績を残して勝ち進んで来ました。
3回戦以降は、1イニングあたりおよそ1安打されている計算になるので、とても粘り強いのかな、という印象です。
身長のわりに体重が軽めなので、トレーニングをして体が出来上がったら手の付けられないような選手になるのではないでしょうか。そのあたりの将来性にも期待ですね。
細かった選手が筋肉を付けたことでレベルアップした例でいうと、現レンジャーズ・ダルビッシュ有選手が思い浮かびます。
ちょうど、アドゥワ誠選手も「愛媛のダルビッシュ」なんて呼ばれているようなので、さらなる成長にも期待ですね。
まとめ
今回は、ダークホース、松山聖陵高校のアドゥワ誠のプロフィールなどについてまとめました。
まだまだ伸びしろが見て取れるアドゥワ誠はもちろん、松山聖陵高校がどこまで下馬評を覆すことができるか注目ですね。
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