あらゆるレジェンドの上を通り過ぎた放送界の巨人、高田文夫の凄い伝説!

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正体を知らずに大物と野球に興じた少年時代

人気格闘漫画グラップラー刃牙(現「刃牙道」)で熱狂的に支持されているキャラクター「一切武器を持たず拳1つで戦う最強のヤ○ザ」こと花山薫のモデルが安藤組の伝説の喧○師、花形敬であることを承知の方は多いと思います。
その花形敬と少年時代に一緒に草野球をして遊んでもらった経験を持つ著名人があの「ひょうきん族」や「ビートたけしのオールナイトニッポン」を手掛けた放送作家の高田文夫さんである事はご存知でしょうか?

気さくでカッコイイお兄ちゃん、花形敬

2005年にTBSで放送された異業種のゲストを迎えてトークする深夜番組「R30」のコーナー「宮崎学のアウトロー列伝」で花形敬が取り上げられた際、生前の花形を知る著名人として高田氏が登場。
宮崎学と公園のブランコに乗りながら当時の花形について高田氏は「友達と草野球してたら、いつも花形さんが白のスーツに白いハットで現れて笑顔で野球の相手をしてくれる気さくでカッコイイお兄ちゃんだった」と回想しています。
そのすぐ後に花形敬が刺殺された一報を伝えた新聞記事を見て初めて任○界の凄玉だと知ったということです。

大物俳優にどやされた少年時代

それにしても花形敬と一緒に野球をしたという経験は、それだけで一生飲み屋で自慢出来る逸話です。
しかも高田さんの生家は渋谷で目と鼻の先に森繁久弥さんの邸宅があり、小学生時代、森繁邸に生えている柿の木によじ登って柿を何度も盗んでいたら森繁久弥御本人が登場し「またお前か!」と叱られたという逸話もあるというから驚きです。

落語の腕前は学生時代から?

高田さんが日大芸術学部の落語研究会所属時、後輩で後に「家族ゲーム」で邦画界に革命をもたらした森田芳光監督が入部したものの、高田さんの演じる落語の巧さ、面白さにショックを受け落語家を諦め映画の道に進んだという逸話もあります。(ちなみに森田監督の落語家を題材にした名作「の・ようなもの」の主人公の兄弟子、志ん米のモデルは高田さんです。)

オールナイトニッポンで一躍有名に

そしてなんといっても高田文夫の名が世に広まったのは、伝説のラジオ番組「ビートたけしのオールナイトニッポン」でしょう。
ビートたけしをして「俺の最高の客」と言わしめた軽妙な相槌、たけしのトークを更に弾ませる絶妙な被せ、気持ちを乗せる高笑いなどでビートたけしのスター街道を支ました。更には立役者に留まらず自ら企画した深夜番組「らくごin六本木」で、漫才やコントが中心の時代に現在進行形の落語を若い世代に届けようと、立川談志の文化人枠の弟子として立川藤志楼を名乗り、古典から新作まで実演。あの談志が「プロの落語家よりよっぽど面白い!」と認める腕前を披露したというのも驚くほかありません。

古舘伊知郎をうならせた台本

また新日本プロレスの名実況でアナウンサーの枠を越え実況の天才と称された若き日の古舘伊知郎さんがフリー転身後、正月の「爆笑ヒットパレード」の中継コーナーに抜擢され、ヘリコプターから大阪城を実況する際アドリブ実況を得意とする古舘さんが高田さんの書いた実況台本があまりに面白すぎてそのまま読んだという、高田さんの凄腕を再確認させる伝説もあります。

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交友関係も超一流?

交友関係も日芸時代の同級生で日本一売れた名曲「およげ!たいやきくん」の作曲家、佐瀬寿一さん(ちなみに舛添元都知事の経費問題で紙面を賑わせた「ホテル三日月」のCM曲も佐瀬氏作曲)や、71年に起こった新宿クリスマスツリー爆弾の犯人など多種多様です。

2012年に心肺停止という大病をしたものの、復帰後は本当に病気だったのか?と疑うほど、まだまだ軽妙で舌鋒鋭いトークをラジオ(高田文夫のラジオビバリー昼ズ)で拝聴出来ます。

是非実現してほしい共演

最後にそんな〝リアルパーフェクトヒューマン“高田文夫先生の1ファンとして今後クロストークを聴きたい相手は、タレント時代に生意気で険のあるアシスタントぶりで高田先生が「人が下手に出てりゃいい気になりやがって!」と江戸っ子口調でまくし立てた相手、元民進党代表、蓮舫氏との共演です。

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