8月20日の夫婦で見つけた音の力 -難聴のトロンボーン奏者-という番組があります。
それに出演する難聴のトロンボーン奏者である寺本昌弘さん。
2014年に開催された「日本トロンボーンコンペティション」一般の部で優勝し話題になりました。
そんな寺本昌弘、13年前に突発性難聴が発症し現在では左耳が全くきこえない状態だと言います。
音楽をやる人にとって耳が聞こえないのはかなりハンデになりますね。
しかしなぜそんな状態になっても彼はトロンボーンを吹き続けるのでしょうか?
妻の存在
左耳の聴力を失った当初、寺本さんはトロンボーンの演奏ができなくなったそうです。
しかしそんな時に支えてくれたのが妻・路子さんだったったそうです。
やはり家族の存在って大きいですよね。
支えてくれる人がいるのといないのでは大きな差があると思いまうす。
今回番組名にも夫婦で見つけた音の力とつけられています。
今も耳が聞こえなくなったとき妻・路子さんがいなければもしかしたらトロンボーンを吹くことは諦めていたのかもしれません。
それほど寺本昌弘さんにとって妻・路子さんは大きな存在なのでしょう。
突発性難聴の原因
突発性難聴はその名の通り突然片耳が聞こえなくなるそうです。
日本には2014年の段階で約4万人もいるようです。
そしてここ10年で患者の数は1.5倍にもなっているんだとか・・・
これは約3000人に一人の計算です。
意外となっている人は多い病気ですね。
そして今のところ原因もわかっていないんだそうです( ;∀;)
ただ早期発見で治ることもあるようでとにかく早く異変にきずいて病院に行くことが大事みたいですよ。
「左右の音程もズレて聞こえて、音が気持ち悪くて演奏ができなくなった」などの症状も出ているようで音楽関係の仕事にはかなり影響が出てしまいます。
突発性難聴の治療法
治療は基本的に飲み薬での治療みたいです。
副腎皮質ホルモン薬(ステロイド薬)、利尿薬、ビタミン薬、血流改善薬の効果のあるものを使用するとのことです。
ただ突発性難聴は、適切な治療をしたとしても完治する可能性はは全体の約三分の一という難病ですね。
治すのもかなり難しい病気みたいですね、直っても三分の一、症状もちょっと聞こえにくや音が変に聞こえるとか若干個人差があるみたいです。
ちょっと耳が聞こえにくい程度なら結構そのうち治るだろうくらいに思ってしまう人も多そうですよね・・・
しかしそれを放置すると最終的に耳が完全に聞こえなくなってしますので変だなって思ったらすぐに病院に行きましょう。
なぜ耳が聞こえなくなってまでトロンボーンを吹き続けたのか?
やはりトロンボーンにかける情熱と妻・路子さんの存在です。
トロンボーン奏者として賞をとったりトロンボーンの指導をしたり、ここまでくるにはかなりの努力とやはりトロンボーンが好きなのでしょう。
そうでなければここまで来ることはできないと思いますからね。
好きだからトロンボーンを吹くこの情熱が寺本昌弘の魅力なのではないでしょうか。
また妻・路子さんのサポートと応援のおかげで日本一のトロンボーン奏者になれたのだと思います。
寺本昌弘プロフィール
引用:http://www.jat-home.jp/event/academy_festival/acafes17/profile.html
- 名前 寺本昌弘
- 年齢 49歳
- 出身 熊本
中学校の吹奏楽部でチューバを始め、大学からトロンボーンに転向しました。
なんとトロンボーン奏者だけでなくシステムエンジニアの顔を持つ兼業音楽家。
システムエンジニアもしているということでかなり頭も良さそうですね。
- 日本アマチュアブラスアンサンブル組織(NABEO)代表幹事
- トロンボーンアンサンブル・スライドワーク代表
- 寺本トロンボーン塾主宰
- 第1回日本トロンボーンコンペティション一般の部/独奏部門>第1位
トロンボーン会ではかなりすごい人ということが分かりますね。
まとめ
病気になったから、怪我をしたからそれを理由に辞める人って少ないと思います。
しかし寺本昌弘さんを見ているとあきらめなければどうにかなるって思ってしまうそんな人ではないでしょうか?
簡単にやめることは簡単ですが、あえて難しい道を選ぶ寺本昌弘さん色々な人に希望を与えるような人ですね。
寺本昌弘のこれからの活躍にも期待していきたいです。
[…] 日本アマチュアブラスアンサンブル組織(NABEO)代表幹事 トロンボーンアンサンブル・スライドワーク代表 寺本トロンボーン塾主宰 第1回日本トロンボーンコンペティション一般の部/独奏部門>第1位 プロフィール引用:http://aqua-journal.com/1481.html […]