女子車いすテニスプレイヤー・ジェシカグリフィオン選手。
シングルス・ダブルスともに最強選手として名高く、日本の車いすテニスプレイヤー・上地結衣選手との熱戦が期待されます。
今回はジェシカグリフィオン選手の抱える障がいの原因や世界ランキングなどをwiki風に紹介しますね。
オランダ出身のジェシカグリフィオンのwiki風プロフィール
引用:http://alchetron.com/Jiske-Griffioen-584030-W
ジェシカグリフィオン選手はオランダ出身の31歳で、主にシングルスで活躍している選手です。
10歳の頃に車いすテニスを始めた大ベテランで、19歳の頃にはアテネパラリンピックに出場、それからリオパラリンピックまで4大会連続で出場しています。
獲得メダルは北京、ロンドンパラリンピックで銀メダルを2つ。今大会では女子車いすテニス・シングルスで金メダルの有力候補です。
ちなみにシドニーパラリンピックにも車いすバスケで出場しており、ベスト4という結果を出しました。テニスのみならず、バスケットボールでも有名な選手なんですね。
ジェシカグリフィオン選手のいちばんの武器は、車いすバスケで培った巧みな車いす捌きです。普通なら獲れなさそうな打球もジェシカグリフィオン選手なら簡単に打ち返してしまいます。
リオパラリンピックでは彼女の車いす捌きに注目ですね。
そんなジェシカグリフィオン選手詳しいプロフィールはコチラ。
- 名前 ジェシカ・グリフィオン(Jiske Griffioen)
- 出身 オランダ
- 生年月日 1985年4月17日
- 年齢 31歳
- 利き腕 右
- 障がい 先天性二分脊椎症
- 世界ランキング 1位
テニス4大大会と呼ばれるグランドスラムの成績は、
シングルス:優勝4回
ダブルス:優勝13回
と圧倒的な成績を残しています。
特にダブルスでは、2013年にテニス4大大会、グランドスラムを全制覇しています。
パラリンピックでは、北京、ロンドンパラリンピックのダブルス部門で銀メダルを獲得しています。
そんなジェシカグリフィオン選手の抱える障がい「先天性二分脊椎症」とはいったいどんな病気なのでしょうか。
病気の症状や原因を調べてみました。
先天性二分脊椎症ってどんな病気?
先天性二分脊椎症とは、次のような病気です。
二分脊椎症(にぶんせきついしょう)とは、先天的に脊椎骨が形成不全となって起きる神経管閉鎖障害の一つ。
母胎内で胎児が脊椎骨を形成する時に、何らかの理由で形成不全を起こし症状の軽いものは気付くことなく終わるが時に本来、脊椎の管の中にあるべき脊髄が脊椎の外に出て、癒着や損傷をしていることがある。
このように二分脊椎症には症状の重い開放性の二分脊椎症と症状の軽い潜在性の二分脊椎症があり、通常は開放性の二分脊椎症のことを指す場合が多い。脊髄髄膜瘤ともいう。
下肢の麻痺や変形、膀胱・直腸障害に因る排泄障害などが症状として見られる。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E5%88%86%E8%84%8A%E6%A4%8E%E7%97%87
つまり、先天的に脊椎の形が不完全な状態で産まれることで起きる病気で、下半身のまひなどが見られる症状のようです。
主に腰やその下あたりに見られる症状ですが、まれに胸のあたりや首にも生じて、その場合は、二分脊椎症が起きた部分より下に障がいが見られます。
二分脊椎症の原因は?
二分脊椎症の原因として、バルプロ酸と呼ばれる抗てんかん薬、気分安定薬に用いられる物質やビタミンAの過剰摂取によって起きるとされています。
予防手段
二分脊椎症の予防手段として、ビタミンBの一種である「葉酸」を十分に摂取することにより発症リスクを70%減らす事ができます。
葉酸は主にレバーや緑黄色野菜、果物に多く含まれています。ただ、長期間の保存や加熱調理は葉酸を破壊するため、新鮮な食材の方が良いようですね。
治療法
治療手段としては、生まれてからすぐに脳神経外科か小児外科にいって手術をするしかありません。
また、二分脊椎症の症状は人によって様々な部位や症状の種類があるので、その人にあったケアやリハビリを行う必要があります。
まとめ
今回はジェシカグリフィオン選手について紹介しました。
世界ランキング1位ということで金メダルに期待がかかりますが、上地結衣選手ときっと試合することになるでしょうから、勝敗の行方に目が離せませんね。
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