リオパラリンピックで走り幅跳び・100m走、リレー競技のメダルが期待されている山本篤選手。
一部では、メダル“当確”とまで言われている山本選手ですが、その理由とは何なのでしょうか。
抱える障がいやリオパラリンピックへの並々ならぬ想いから調査してみました。
山本篤のプロフィール!障がいや嫁は?
引用:http://www.nuhw.ac.jp/topics/public/detail/insertNumber/1897/
山本篤選手は静岡県出身で1982年生まれの34歳です。
高校2年生の時に事故により左足の大腿から先を切断することになり、義足生活が始まりますが、その義足を作ったことで義肢装具士に興味を持ち、高校卒業後、名古屋の日本聴能言語福祉学院義肢装具学科に入学し、義肢装具士を目指します。
そこで陸上競技を勧められたことで陸上競技を始めます。もともとバレーボールでならした身体能力を活かして大活躍。障がいスポーツとしては珍しいスポーツ推薦で大阪体育大学体育学部に入学します。
卒業後は、スズキ株式会社に入社。陸上競技を続けながら大阪体育大学大学院・体育学博士課程に進み運動力学を研究という、まさに文武両道で技術を磨き続けています。
そんな山本篤選手の詳しいプロフィールはコチラ。
- 名前 山本篤(やまもと あつし)
- 国籍 日本
- 生誕 1982年4月19日(34歳)
- 出身 静岡県掛川市
- 身長 167cm
- 体重 59kg
- 障がい 片大腿切断
- 障がいクラス T42(大腿切断など、重い障がい)
- 学歴 掛川西高等学校
日本聴能言語福祉学院義肢装具学科
大阪体育大学体育学部
スズキ株式会社
大阪体育大学大学院体育学博士課程 - リオ出場競技 走り幅跳び・100m走、リレー
大阪体育大学大学院では、自身のフォームを分析・研究し、理想のフォームを作り続けていたようです。
山本篤の嫁は?
山本篤選手は、現在結婚されていないようです。
「山本篤結婚!」というニュースはあったのですが、同姓同名のようで、本人が結婚した情報は見つけられませんでした。
もしかしたら、公にしていないだけで実は結婚している、ということもあるかもしれません。
詳しい情報が分かり次第、紹介しますね。
山本篤の成績は?
リオパラリンピックでメダルが期待されている山本篤選手。ここで気になるのはどんな成績を残しているか、ですよね。
調べてみたところ、驚きの成績が明らかになりました。
国内大会では2005年から負けなし
数度の棄権こそありますが、山本篤選手は2005年から日本大会で1度も負けたことが無いようです。その成績は2005年から2016年時点で優勝76回。
さらには大会記録・日本記録・アジア記録・世界記録とあらゆる記録を更新し続けてきた、まさに「伝説」といえる選手です。
それほどの選手ですが、パラリンピックでのメダルは、いまだロンドンパラリンピック走り幅跳びの銀メダルのみ。
銀メダルを獲得するというだけでも素晴らしい事ですが、本人が目指しているものは金メダル。
34歳という選手としてのピークを迎えている今年だからこそ、山本篤選手がリオパラリンピックにかける思いというのは別段強いようです。
山本篤のリオパラリンピックにかける想い
リオパラリンピックにかける思いは特別で、
今年の5月に行われたリオパラリンピック代表選考会を兼ねた、日本パラ陸上選手権大会・走り幅跳び競技で世界記録を3cm上回る6m56cmを叩きだしました。
世界新記録ですから普通は喜ぶだろうな、と思っていたのですが、山本篤選手は、
「きっと他の選手が記録を伸ばしてくると思います。だから世界記録うんぬんでなく、先を見据えていかないと、リオでの金メダルはないと思っています」
と語っていて、いまの記録に一喜一憂せずにメダルだけを見据えているといった感じですので、かなり心身ともにベストな状態だといえるでしょう。
このことからも、山本篤選手のメダルはかなり濃厚なのではないでしょうか。
まとめ
走り幅跳び競技で「メダル濃厚」と言われている山本篤選手を紹介しました。
年齢的に、ベストな状態で競技できるパラリンピックは今大会までかもしれないので、ぜひ山本篤選手には金メダルを獲得してほしいものです。
リオパラリンピックは日本時間で9月8日から開催されます。
開会式や放送予定についてもまとめましたので、興味があればこちらもどうぞ。
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