佐藤友祈の障害や病気などのプロフィールやリオパラリンピックまでの経歴など

佐藤友祈 リオパラリンピック

車いす陸上競技にすい星のごとく現れた佐藤友祈選手。

競技を始めてからまだ4年にも満たない選手がなぜパラリンピック出場を果たしたのでしょうか。

佐藤友祈選手の障がいや病気などにも触れながら、強さの秘訣を調べてみました。

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佐藤友祈のプロフィール紹介

佐藤友祈選手は静岡県出身の26歳で、車いす陸上界にすい星のごとく現れた選手です。

競技種目は400m、1500mに出場しています。

詳しいプロフィールはコチラ。

  • 名前   佐藤友祈(さとう ともき)
  • 出身   静岡県藤枝市
  • 生年月日 1989年9月8日生まれ(26歳)
  • 出身中学 旭市立第二中学校
  • 種目   車いす陸上

佐藤友祈選手が障がいを負ったのは21歳の時で、脊髄炎(ずいまくえん)により足が動かなくなり、左手にも麻痺が残りました。

人生に絶望したそのとき、ロンドンパラリンピックで車いすで風を切る選手の姿に衝撃を覚えた佐藤友祈選手は「自分も風を感じたい」と思い、車いす陸上の道を選んだそうです。

佐藤友祈の障がいや病気は?

佐藤友祈選手の障がいは「髄膜炎」という病気によるもので、髄膜炎というのは髄膜と呼ばれる脳や脊髄を覆っている膜に炎症が起きることで頭痛や体のまひが発生する病気です。

それにより、佐藤友祈選手の両足と左腕にまひが残りました。

21歳の時に突然発症した、ということのようですから、本人も何が何だかわからないまま…という感じだったのでしょうか。

ただ、そこからわずか5年で車いす陸上のトッププレイヤーになったのですから、ものすごい精神力ですよね。

パラリンピックを目指し、出場するまでの経緯

先にも少し触れましたが、佐藤友祈選手が車いす陸上を始めるきっかけとなったのが、ロンドンパラリンピックで車いす陸上選手が風を感じていて、それに憧れたためということです。

それから知り合いのつてで車いす陸上を始めました。最初は運動不足によって増えていた体重を減らすことからのスタートだったようです。

下積みとかはなく、アスリートとしての体を作るという本当にゼロからのスタートだったんですね。

そして2015年にドーハで行われた世界選手権で、男子400m(車いすT52)で金メダルを獲得、見事リオパラリンピックへの出場権を手に入れました。他にも、1500mでも銅メダルを獲得しています。

競技開始から3年、体づくりの期間も考えたら実質の競技練習2年数か月で世界のトップを獲るのですから、ものすごい努力家ということが分かりますね。

「自分も風を感じたい」という思いが、佐藤友祈選手をトップまで押し上げました。

リオパラリンピックでは、車いすT52クラスの400m走・1500m走に出場します。

T52って?

佐藤友祈 パラリンピック
引用:http://www.sincouleurs.co.jp/2015/11/02/tomoki-sato-gold-medal/

T52というのは、競技の種類と障がいの重さを表すもので、パラリンピックでは種目と障がいのクラスで分けてメダルを争います。

Tが「トラック競技」で、

52が脳性まひ以外の車いすの障がいの部類で、どれだけ障がいが重いかという指標です。52というのは部類のなかで2番目に重いクラスです。

障がいの重いクラスですから競技者はあまり多くありませんが、レドモンド・マーティンという選手がこのクラスではかなりの強さを誇っているようです。

情報こそあまり出てきませんが、佐藤友祈選手がドーハの世界陸上で金メダルを獲得できたのはこのレドモンド・マーティン選手が欠場したため、という報道もあるくらいです。

ただ、金メダルは金メダル。頂点に立ったのですから流れがあるはずです。

金メダルを獲得したという流れと、持ち前の精神力でリオパラリンピックでも金メダルを獲得出来ると信じています。

まとめ

21歳の時に髄膜炎を患ったため体が不自由になった佐藤友祈選手。

驚異の才能と努力で3年でトッププレーヤーになった彼の走りに注目です。

リオパラリンピックは日本時間で9月8日より開催されます。

リオパラリンピックの開会式や、日本での放送の予定などについてもまとめてみたので、興味のある方はどうぞ。

リオパラリンピック開会式の演出の順番と日本時間は?再放送の情報も

2016.08.19

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1 個のコメント

  • 毎年、このテレビを楽しみにしています。
    私も、脳性マヒの障害者です。
    皆さんの姿から、限りなく勇気をいつもいただいています。たい平さん頑張ってください。何も出来ませんが応援しております。私も、頑張ります。

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