新しい資産運用の形、クラウドファンディングとは?

クラウドファンディングというと、ネット上で色々な人から投資を募る手段として知られています。
しかし、多くの人から投資を募る手段ということは、逆に投資もできるということです。
最近は資産運用としてのクラウドファンディングも運用会社が増え、徐々に一般化してきました。
今回は資産運用としてのクラウドファンディングのメリット・デメリットをご説明いたします。

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期待利回りが高い

銀行預金がほぼゼロで、日本や先進国の国債も低金利政策のため、1%程度の利回りがあればいい方です。これは各国の政策上、仕方がない事です。
それに対してクラウドファンディングはリスク量にもよりますが、6%~10%程度あります。

値動きを心配する必要がない

投資にはキャピタルゲイン(値上がり益)とインカムゲイン(配当・利子収入)を得る投資に分けられます。株やFXといった投資はキャピタルゲインを狙う投資で、換金性が高い反面、値動きが激しく、それが精神的に負担になる人もいます。
一方、クラウドファンディングはインカムゲインを狙う投資なので値動きを心配する必要がありません。

クラウドファンディングの仕組み

クラウドファンディングは運用会社がファンドを組成し、そこに投資する形をとります。運用会社はその資金を貸出先に貸し、貸出先のモニタリングを行い、適切に債務を履行する能力があるかを常にチェックしています。
そうして上がった利子収入から運用会社が運用手数料を徴収し、残りを投資家に分配します。

クラウドファンディング投資の種類

クラウドファンでイング投資には中小企業や新興国といった貸し倒れリスクが高い貸出先に貸すタイプと、ソーラー発電施設や貸しビル、賃貸マンションなど比較的貸し倒れリスクが少ない貸出先に貸すタイプがあります。

金利が高い貸出先はそれだけ倒産リスクが高い

借入金利は通常、貸し倒れリスクが高いほど高くなります。リーマンショックの時に騒がれたサブプライムローンもそうしたローンです。
したがって、貸し倒れリスクが比較的低いソーラー発電設備や不動産向けではリスクが少ないため、金利も低くなります。
逆に中小企業や新興国向けは貸し倒れリスクが高いので金利が高くなっています。

投資する際の注意点は?

期待利回りが高いということはそれだけリスクが高いということです。
しかし、分散投資が行われているクラウドファンディングは比較的リスク分散が成立しており、利回りも確保できています。
もう一つ、クラウドファンディングは投資商品であるため元本保証がありません。
また、多くのクラウドファンディングは投資期間が定められており、その間は換金性が低いので、必要なお金ではなく、余資運用に向いている投資商品です。
ただ、それらの点を考慮しても高利回りは魅力的ですし、検討の価値がある投資商品と言えるでしょう。

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